小型船舶免許1級を受験しました
先日、23日にシーボニアマリーナ(小網代湾)にて、小型船舶免許1級を学連からは6名(千葉1名、明学2名、東京都市1名、日大2名)で受験しました。
これから受験を考えている方や、新入生向けに受験までの流れをお知らせしようと思います。
小型船舶免許1級は、ヨットやボートを運転するための免許で、マリーナの学科担当の人が言うには、この免許を所持しているとマリーナにおいてあるような(つまり個人で所有するような)ボート・ヨットはほとんど操縦することが出来ます。また、小型船舶免許2級は航行範囲に制限がありますが、1級はありません。
ヨット部では、各学年1人以上が小型船舶免許を取得します(免許保有者1名以上がいないと、ヨットを動かせないため)。
↑実技講習日のシーボニアマリーナの様子です。海が澄んでいて綺麗でした。
①申し込み
今回は学連での申し込みだったため、格安で受験させていただきましたが、シーボニアのホームページを見ると、通常10万以上かかるようです。
試験日の3週間ほど前に、シーボニアに必要書類を送り、同時にお金も振り込みます。
テキスト等は学科講習日の当日に渡されます。
②講習会
学科・実技共に講習会があります。1級の場合は学科2日間、実技1日が実施されました(2級の場合は学科1日、実技1日)。
学科講習会では、テキストが配布され、1通りテキストどおりの講習を受けます。小型船舶の船長としての心得や、海上での交通ルール、荒天時の操船方法、気象、エンジン、バッテリー、海図の取り扱いなど分野は多岐に渡ります。
各分野で5割以上、合計で65パーセント以上の正答により合格となります。
はじめは内容の多さに圧倒されましたが、テキストや、問題集をきちんと解いておけば、問題ないと思います(逆に言うと、対策をしないと厳しいと思います)。
体感ですが、車の免許の学科よりも楽でした。
実技講習会では、実際に試験で使用されるボート(ヨットではない)を用いて、変針、加速、減速、後進、蛇行、落水救助、離着岸などを行いました。
いつも乗っているヨットとは違い、慣れない船なので、いろいろと難しかったですね。
③試験日
まずはじめに身体検査が行われます。
視力、聴力、色覚などの検査があります。
これに合格しないと、受験をすることが出来ないのできちんと視力検査を突破できるメガネ・コンタクトレンズなどをきちんと用意しましょう。
まずはじめに学科試験(140分)、その次に実技試験(90分程度)が行われました。
学科試験は途中で退出も可能です。試験後に解答が張り出されるので、センター試験のように、問題用紙に解答を写しておけば、自己採点をすることが出来ます。
実技試験は、出航前に、出航前点検などを済ませてから、2人組または3人組で試験を行いました。
試験当日は風もなく、やりやすい環境でした(が、着岸をミスってしまいました。大丈夫でしょうか……)。
④合格発表
試験日から1週間後の、今月30日に合格発表があるそうです。合否はいかに。