ANIORU'S CUP(全日本学生外洋ヨット選手権) 2017
3月3日～5日まで、葉山で行われたANIORU'S CUP 2017に参加しました。
まずはじめに、結果は以下の通りとなりました（日本学生外洋帆走連盟facebook https://www.facebook.com/ANIORU/ より）。
DNC：スタートしなかった艇（スタートエリアに来なかった） OCS：スタートしなかった艇（スタートの時フライングをし、復帰せずにそのままレースを続行） DNS：スタートしなかった艇（上記DNC・OCS以外） DNF：フィニッシュしなかった艇
（オリンピック特別委員会 http://jsaf-osc.jp/pg28.html より引用）
東京都市大学は、直前のレース辞退となったため、DNCとなったようです。
他大学は3年生を主体としたチームであるのに対し、昨年、再建間もない千葉大学は1,2年生のみで大会に挑み、６大学中3位という好成績となりました。
今年は、そのメンバーに加え、新たに1年生2名を加えた6名で今年の大会に臨みましたが、4位という結果となりました。
時系列順に大会を振り返っていきます。
大会前日に、葉山マリーナから、大会で使用するY３０Sを下架し、葉山新港へと回航。その後、ミーティングを行い、早めに就寝。ちなみに1日目の夜は回鍋肉を作りました。
大会1日目に、開会式が行われ、なぜか本校2年生である松田が開会宣言を行い、大会の幕が開かれました（？）。
↑大会一日目出艇前の写真（現役６名、監督、総監督）。
初日はプラクティスレースを1レース行った後、5レースを消化しました。
プラクティスレース、そして2レース目のトップフィニッシュで、油断をしたわけではないのですが、徐々に歯車が狂い。
、3,4レースは4位をとってしまいました。
5レース目は、最後の下りのレグで、かなり差の付いた２上マーク回航から、執念の走りでなんとか３位に滑り込みました。私の中で、この大会中１,２番を争う、とても印象的なレースとなっています。
その後、総監督とのミーティングを終え、翌日以降の逆転を胸に誓い、翌日に備え就寝。
ちなみに2日目の夜は麻婆豆腐を作りました。
大会2日目6レース目は、リコール解消せず、OCSとなり、これから逆転していこうと、なんとか気持ちの整理をし、レースに臨みました。しかし、悪いこととは重なるもので、7レース目の途中に、メインハリヤードがピークからはずれ、そのままエンジンを使用し、レース海面から離れたため、DNFとなりました。
メインセールがあげられない状態なので、一旦葉山マリーナに戻り、メインハリヤードのトラブルを解消しようと試みましたが、結局2日目の夜にようやくトラブル解消したため、8,9レース目はDNCとなりました。
大会2日目の夜は、もう失うものはなにもないと、皆で話し合い（反省はせず）、翌日の積極的なレース展開をしていこうと決めました。ちなみに2日目の夜はカレーを作りました。
大会3日目のに、メインハリヤードのトラブル解消をしたY３０Sの2号艇を葉山新港に回航し（神戸大学の皆様お待たせしてすみませんでした）残りの3レースへと臨みました。
10レース目は微風でのレースとなり、下マーク回航まではトップだったのですが、神戸大学に抜かれてしまい、2位。
11レース目は…あまり記憶がありません。すみません。
12レース目は、スタート直後Ⅹ旗が上がり、我々の位置から見ると、神戸大がリコールしているように見えましたが、リコール解消せずそのまま進むため、カットレースを考えてそのまま行ったのかと思いましたが、後から聞くとそうではなく、リコールしていないと思ったそうです。
下マーク回航のときに、なんとか明治大学を抜いて、2位の防衛大学に迫りますが、追いつくことが出来ず、フィニッシュ。
1位でフィニッシュしていた神戸大学がOCSのため、防衛大学が1位、千葉大学が2位そして、明治学院大学もOCSだったようです。
その後、後片付けを終えて、閉会式、懇親パーティーで交流を深めました。
千葉大学を除いて、他の大学の皆さんは神戸大学の宿泊するところへお邪魔していたそうです。
千葉大学は、OBの方の勤める会社にあるヨット部の合宿所にお邪魔し、来年度の体制について、喧々諤々の議論（？）が日付が超えるまで行われておりました。
以上で簡単ではありますが、カレンダー通りの振り返りとなります。
ANIORU'S CUPを運営していただいた関係者の皆様、観覧に来てくださった皆様、他大学の学生の皆様、事前の準備から後片付けなど、本当にありがとうございました。来年もよろしくお願いいたします。
